日本とベトナムのリソースを活用したハイブリッドなシステム開発を行う株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(東京都中央区)は、

総合デジタルマーケティング事業などを手掛けるドコドア株式会社(新潟県新潟市)の株式を取得し、子会社化する。

　ドコドアは2011年2月の設立で、新潟を拠点として中小企業向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援事業を展開している。

ドコドアは中小企業向けにローコストで受託開発が可能な開発体制を構築しており、システム開発に留まらず、営業支援やバックオフ

ィス業務効率化に強みを持つ。

　ドコドアがハイブリッドテクノロジーズグループに入ることで、ハイブリッドテクノロジーズグループの顧客のDX推進における

対応領域の拡大を実現し、従来は難しかった顧客群の獲得やサービスへの参入ができるようになることが期待される。

　また、新潟県内での高い知名度とリモート開発体制の構築ノウハウを活かした日本全国の優秀なエンジニア採用力を活かし、

ハイブリッドテクノロジーズグループとして日本国内のエンジニアチームを強化することで、サービス提供体制を多様化するとともに、為替変動などの外部環境からの影響の分散を図る。

　ハイブリッドテクノロジーズは、株式譲渡実行日である7月17日に、ドコドアの100％株主である本間孝之氏より、発行済み株式の80％に相当する2万8184株を取得した。今後、両者協議の上で別途決定する日付において、ハイブリッドテクノロジーズは本間氏よりドコドアの発行済み株式の20％に相当する7046株を取得し、対象会社の100％子会社化を実行する。