2024.07.12
駐在員が住みやすい海外居住地、ベトナムが世界8位でトップ10返り咲き 日本は37位
ドイツの調査会社インターネーションズ(InterNations)が発表した、駐在員が住みやすい・働きやすい海外居住地の
ランキング「エクスパット・インサイダー(Expat Insider)」2024年版によると、ベトナムは53か国・地域中8位に入った。
このランキングは、174か国・地域で生活する175の国籍の外国人1万2500人余りを対象として、◇生活の質、
◇定住の容易度、◇海外勤務、◇個人収支、◇生活コストの5項目を評価し、点数化したもの。
エクスパット・インサイダーの発表は今年で11回目となる。
ベトナムは前々回まで8年連続でトップ10入りを果たしていたが、昨年のランキングでは14位に順位を落としており、今回は2年ぶりの
トップ10返り咲き。項目別のベトナムの順位は、「個人収支」が1位、「定住の容易度」が13位、「海外勤務」が14位、「生活コスト」が29位、「生活の質」が40位だった。
また幸福度の指数では、ベトナムは53か国・地域13位となっている。
同ランキングのトップ10は以下の通り。トップ10には東南アジアから4か国がランクインした。
1位:パナマ
2位:メキシコ
3位:インドネシア
4位:スペイン
5位:コロンビア
6位:タイ
7位:ブラジル
8位:ベトナム
9位:フィリピン
10位:アラブ首長国連邦(UAE)
一方、同ランキングのワースト10は以下の通り。なお、前回44位でワースト10に入った日本は、7ランクアップの37位となった。
44位:英国
45位:アイルランド
46位:マルタ
47位:イタリア
48位:ノルウェー
49位:カナダ
50位:ドイツ
51位:フィンランド
52位:トルコ
53位:クウェート