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2024.06.28

国会、道路法と道路交通秩序安全法を可決 飲酒運転など規定

国会は27日、道路法を92.0%、道路交通秩序安全法を79.8%の賛成多数でそれぞれ可決した。社会】ホーチミン市、飲酒運転取締りを強化 | ベトナムニュース

 道路法は、道路に関わる活動とその国家管理に関する規定が盛り込まれている。同法は2025年1月1日に施行されるが、

一部条項については3か月前倒しで2024年10月1日に施行される。

 同法では、道路の技術レベルが道路設計標準・基準で規定されている。これには、高速道路、レベル1・2・3・4・5・6の道路、

都市道路、A級・B級・C級・D級の道路、その他の道路が含まれる。

 禁止行為について、道路インフラの破壊、法律に違反した道路インフラの使用、国の道路への違法な接続、道路工事の違法な

解体・移動、道路インフラ保護区域内の占有・使用・違法建設などの行為を禁止する。

 一方の道路交通秩序安全法は、道路交通のルール、車両、交通参加者、交通整備、パトロール、交通事故の解決、国家管理の責任

、道路交通の秩序と安全に関連する機関・組織・個人の責任について規定している。同法は2025年1月1日に施行されるが、

一部条項については1年遅れで2026年1月1日に施行される。

 同法では、血液中、または呼気中にアルコールが残存する状態での交通手段の運転を禁止し、ビールや酒類を摂取した場合は、

酒量にかかわらず運転を禁じる旨が規定されている。これは、アルコール被害防止法の規定に合わせたものとなる。

 また、運転免許証の保有者の交通違反に応じて点数を減点する点数制度を導入し、道路交通の秩序と安全に関する法律の遵守を管理する。

免許証保有者に持ち点として12点を付与し、違反があればその性質と重大さによって減点する。全ての点数が引かれた場合、

免許証保有者はその免許証を使って車両を運転することができなくなる。