2024.03.15
名古屋市立大学病院、ベトナム国立がんセンターとロボット手術技術で連携協定締結
名古屋市立大学病院(愛知県名古屋市)は、ハノイ市のベトナム国立がんセンター(K病院)との間で、施設間連携協定を締結した。
ベトナム国立がんセンターは、ベトナムにおける主要ながん治療施設として非常に重要な拠点病院の1つとなっている。
しかし、ベトナムでは手術支援ロボットを導入したばかりで、全国に5台しかなく、術者およびコメディカルの知識と技量を
今後向上させていく必要がある。
今回の施設間連携協定の締結は、消化器外科領域において手術支援ロボットに精通し、多くの経験を有する名古屋市立大学病院と
ベトナム国立がんセンターが連携することにより、専門医が知識と技術を提供し、サポートすることでベトナムの医療技術の進歩に貢献し、
医療水準の向上に結び付けることを目的としている。
このパートナーシップは、特に腫瘍学のロボット手術の分野の進歩にとって非常に重要な意味を持ち、両施設間の絆が深まる証となることが期待される。