グエン・フイ・ズン情報通信次官が発表した2030年までの半導体設計・製造研究センター開発計画によると、

ハノイ市とホーチミン市、南中部沿岸地方ダナン市に、2025年末までに半導体設計研究センター3か所を、

2027年末までに半導体製造研究センター1か所をそれぞれ開業する。

　また、主要な半導体人材育成施設として、ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)、

ベトナム国家大学ホーチミン市校、ハノイ工科大学、FPT大学、ダナン大学傘下工科大学の5校が選定された。

　2030年までの半導体人材育成目標は、チップ設計技術者が5万人、半導体エレクトロニクス技術者が20万人、半導体産業に従事する労働者が50万人に設定されている。

　なお、ダナン市人民委員会は26日、IC設計・人工知能研究訓練センター(DSAC)の設立決定を発表した。同センターは回路設計・半導体・人工知能(AI)の人材教育を行うほか、これらの分野における投資誘致や研究活動の推進、スタートアップ事業の育成を実施する。