日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2023年12月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+31.2％増の

3万7000人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前の2019年同月比では+20.9％増。

12月としては過去最高を記録した。

　2023年通年では、前年の約2倍の57万3900人。2019年比では+15.9％増となった。

1～11月期の時点で2019年通年の49万5051人を上回り、過去最高値を更新して、初めて年間で50万人を超えた。

　2023年12月の訪日外国人の数は前年同月比+99.5％増、2019年同月比+8.2％増の273万4000人で、

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大後で単月過去最多となり、12月として過去最高を記録した。2023年通年では前年の約6.5倍、2019年比▲21.4％減の2506万6100人となり、年間2500万人を突破した。

　ベトナムでは、テト(旧正月)に向けた旅行控えがあるものの、2019年の水準を上回る直行便数の回復、スノーシーズンによる訪日需要の高まりなどの影響もあり、訪日数は堅調だった。

　また、ホーチミン～成田線の増便などもあり、日本への直行便数は2019年同月を上回っている。