2023.11.27
鹿児島県、農業分野のベトナム人技能実習生の受け入れに向けた取り組み開始
鹿児島県は、ベトナムと鹿児島県の双方の発展に寄与する人材を育成するため,
7月13日にベトナム農業学院(VNUA、旧:ハノイ農業大学)との間で、
ベトナム人材の確保・育成に係る連携協定を締結した。
今回、連携協定に基づく具体的な取り組みとして、同学院と連携し、
農業分野におけるベトナム人技能実習生の受け入れに向けた取り組みを開始することとなった。
具体的には、以下の流れで技能実習生の受け入れを行う。
◇監理団体が県内農業法人などからの技能実習生の受け入れ希望を基に求人票を作成し、県に提出。
◇県がそれを取りまとめてVNUAに提出。
◇VNUAが県からの求人に応じて技能実習生候補者を選定し、日本語や農業などに関する入国前研修(5か月)を実施。その際、県は、鹿児島の魅力(歴史、文化、方言、生活環境など)に係る研修を実施予定。
◇技能実習生は入国後1か月程度の日本語研修を受けた後、農業法人などでの技能実習を開始。
1期生については、2024年9月から鹿児島県での技能実習を開始する計画で、現在は監理団体からの求人票を募集している。