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2023.09.19

23年IT業界の平均月給、前年比微増の1311USD 今後人材は不足傾向

情報技術(IT)分野の求人サイト「トップデブ(TopDev)」が先般発表した2023年のベトナムIT市場レポートによると、

プログラマーがキツイからやめとけといわれる原因とは?経験者が本音で解説 | ITエンジニアハック さん

ベトナムではIT人材(ソフトウェア開発)が2025年までに年間15万~20万人不足するものと見込まれる。

 IT人材は約53万人となっているが、今後IT人材需要は2025年までに70万人に増加すると予想される。

IT学部の入学者数は毎年約5万~5万7000人と見込まれるが、入社時点で企業の求めるレベルを満たすのは

3割程度に留まるため、残り7割は入社後に3~6か月の研修を受ける必要がある。

 また給与面について、IT人材の平均月給は前年比+0.7%上昇の1311USD(約19万3000円)となった。
省・市別でみると、ホーチミン市のIT人材の平均月給が最も高く、1390USD(約20万4000円)、

ハノイ市は1244USD(約18万3000円)、南中部沿岸地方ダナン市は1169USD(約17万2000円)となっている。
 レベル別でみると、新卒で435~514USD(約6万4000~7万6000円)、ジュニアレベルで600~1000USD(約8万8000~14万7000円)、

ミドルレベルで1100~1500USD(約16万2000~22万円)、シニアレベルで1100~2000USD(約16万2000~29万4000円) となっている。

月給が2500USD(約37万円)以上のシニアレベル人材は、シニアレベル人材全体の1割程度。
なお、「Java」、「Python」、「.Net」、「C++」、「PHP」などのプログラミング言語に精通した人材は依然として高給で、クラウドコンピューティングや人工知能(AI)、機械学習(ML)などの新技術に対する需要も向上して高給が期待できる。