2023.09.19
「ハロン湾・カットバー群島」が世界遺産に、ハロン湾の登録範囲拡張で
国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は16日、
東北部地方クアンニン省のハロン湾と北部紅河デルタ地方ハイフォン市のカットバー群島を含む
「ハロン湾・カットバー群島」を世界自然遺産に登録した。
これは、すでに世界自然遺産となっているハロン湾の登録範囲をカットバー群島まで拡張し
、「ハロン湾・カットバー群島」として登録したもの。「ハロン湾・カットバー群島」は、
ベトナムで初めての省・市をまたいだ世界遺産となる。
ハイフォン市の東南に位置するカットバー群島は大小367の島々からなる。このうちカットバー島はハロン湾に浮かぶ1969の島々の中で最も大きな島となっている。同郡島は、2004年にユネスコの生物圏保護区(ユネスコエコパーク)に登録された。
カットバー群島は2014年に世界遺産登録に単独で推薦されたが不登録となり、カットバー群島をハロン湾の一部とし、ハロン湾を拡張登録する形で再検討された。