日本とベトナムの外交関係樹立50周年(1973年9月21日～2023年9月21日)を記念して、ハノイ市で「ベトナムと日本：未来に向かって、世界に向かって(Vietnam – Japan: Towards the Future – Reach out to the World)」と題する写真展の開幕式が行われた。

　ベトナム通信社と共同通信社が共催し、ハノイ市ホアンキエム区チャンティエン通り45番地(45 Trang Tien, quan Hoan Kiem, TP. Ha Noi)の情報展示館(Nha Thong Tin Trien Lam)で今月9日まで開かれている。

　開幕式には共産党中央委員でベトナム記者協会会長、中央宣伝教育委員会副委員長、ニャンザン(Nhan Dan)紙編集長のレ・クオック・ミン氏やベトナム通信社のブー・ベト・チャン社長、共同通信社の水谷亨社長のほか、両国の外交関係者らが出席した。

　ベトナム通信社のチャン社長は、同社と共同通信社の協力関係は1980年代に始まり、その後も相互に支援し合い、迅速に公式情報を提供する使命を果たし、世界に情報を届けてきたと、両社の関係を振り返った。

　共同通信社の水谷社長は、展示されている写真は多くの分野における両国の交流と友好の象徴であり、両国の相互理解を深める多様で広範な協力関係を示すものだと強調。写真展のテーマのように、両国が世界の平和と安定のために共に未来に向かって友好協力を深めることを希望すると述べた。