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2023.07.07

ベトナム人海外派遣労働者数、23年上半期で7万人超 半数近くが日本に

労働傷病兵社会省傘下の海外労働管理局(DOLAB)によると、2023年1~6月期にベトナムから海外に派遣された労働者数は7万2294人だった。前年同期と比べて1.55倍で、既に通年目標(11万人)の60%以上を達成した。
  6月単月の海外派遣労働者数は1万2649人で、前年同期の1万5349人をやや下回った。派遣先を見てみると、日本が5995人で最多。以下、◇台湾:5337人、◇韓国:398人、◇中国:173人、◇ポーランド:153人、◇ハンガリー:143人などとなっている。
  1~6月期の派遣先を見てみると、こちらも3万4508人で日本が最多。以下、◇台湾:3万1538人、◇韓国:1608人、◇中国:902人、◇シンガポール:727人、◇ハンガリー:712人、◇ルーマニア:469人などと続いた。
  主要な受け入れ先である日本と韓国は、1~6月期に明るい兆しが見えた。日本政府は最近、人手不足の分野で外国人労働者を受け入れる在留資格「特定技能」のうち、無期限で滞在可能な熟練労働者「2号」について、受け入れ対象を2分野から11分野に拡大することを閣議決定した。
  「特定技能2号」は現在、「建設」と「造船関連」の2分野に限られるが、今後は「農業」や「飲食料品製造業」など9業種を増やし、あわせて11分野となる見通し。
 労働傷病兵社会省はこの動きについて、ベトナム人派遣労働者の増加、権利の向上、長期滞在の機会を広げることに繋がると見ている。