東南アジア初等教育学力指標、ベトナムは読解・筆記・算数全てでトップ|NEWS&TOPICS |ベトナム人技能実習生・特定技能実習生の送り出し機関/サバナム (SAVANAM)送り出し機関

Our newsニュース

  • TOP
  • ニュース
  • 東南アジア初等教育学力指標、ベトナムは読解・筆記・算数全てでトップ

2023.07.06

東南アジア初等教育学力指標、ベトナムは読解・筆記・算数全てでトップ

タイ・バンコクに事務局を置く東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)は1日、東南アジア各国の初等教育に関するビデオ会議を開いた。
 会議には、◇ベトナム、◇ラオス、◇ミャンマー、◇マレーシア、◇カンボジア、◇フィリピン、◇タイの教育分野の代表者が参加。各国の初等教育の状況について情報を共有し、学力向上に向けた施策などについて話し合った。
 SEAMEOがこの席で発表した2019年版の東南アジア初等教育学力指標(SEA PLM)によると、ベトナムが評価対象6か国(◇ベトナム、◇ラオス、◇ミャンマー、◇マレーシア、◇カンボジア、◇フィリピン)中トップに立った。
 SEA PLMには、ベトナムの小学校150校の小学生4837人が参加。ベトナムの小学生は、◇読解、◇筆記、◇算数の全3項目で1位となった。

読解項目では、ベトナム人小学生は6段階中で最高の「6」と評価された。「6」の評価を受けたベトナム人小学生の比率は全体の82%に達した。同項目で2位につけたマレーシアの比率は58%で、残る4か国はいずれも10%未満だった。
 筆記項目では、ベトナム人小学生は8段階中「6」と評価された。8段階中最高の「8」と評価されたベトナム人小学生の比率は全体の20%。残る5か国の比率は2~4%だった。
 数学項目では、ベトナム人小学生は9段階中「8」と評価された。9段階中最高の「9」と評価されたベトナム人小学生の比率は全体の42%。残る5か国の比率はいずれも10%未満となっている。