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2022.08.08

ベトナム、ASEAN公共サービス協力首脳会議を主催

ベトナムのファム・ティ・タイン・チャー内務相は5日、ハノイ市で「結束力と適応性に優れた ASEAN共同体に向けた公務の近代化」と題した東南アジア諸国連合(ASEAN)公共サービス協力首脳会議(ACCSM Head)を主催した。

 この会議にはASEAN加盟国の内務大臣らが参加し、ASEANにおける公務の協力や近代化などについて討議。各国の内務大臣らは、ウィズコロナ時代のニューノーマル(新常態)に対応し、経済社会経済開発を支援していく上で、今後は公務の近代化が一層重要になると主張した。

 その一環として、◇対話パートナーであるカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インドとの協力を促進すべくシンガポールのイニシアチブを引き続き実施すること、◇ACCSMとこれら対話パートナーとの関係を新たなレベルに引き上げること、◇新たな課題に対する公務の適応力向上に関するベトナムのイニシアチブを実施していく。

 これらを実現することにより、ASEANの公務分野の協力促進だけでなく、豊かで持続可能な ASEAN共同体の構築や世界における ASEANの地位向上などに繋がるとされている。

 また、各国内務大臣らはこの席で、公共サービス倫理の改善や公共サービスのデジタル化、デジタル政府、デジタル社会の促進に向けた近代的な公務を構築するための多くの計画とプログラムの実施についても合意した。