2022.08.04
ベトナムのビジネスメッセージング利用率、7か国で最高
「フェイスブック(Facebook)」を運営する米国のテクノロジーコングロマリットであるメタ・プラットフォームズ(Meta Platforms)が発表した新型コロナ前後の消費者行動に関する調査によると、ベトナムは調査対象7か国の中でビジネスメッセージングの利用率が最も高かった。
同調査はベトナム、オーストラリア、インドネシア、韓国、タイ、フィリピン、台湾の計6500人の消費者を対象に、ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)と共同で実施された。
調査によると、ベトナムの消費者の73%がインスタントメッセンジャーを利用して商品の販売企業にアプローチしている。このうち、最も利用率が高いのは「GenZ世代」と呼ばれるテクノロジーを好む20代の若者だ。
また、ベトナムの消費者の63%が商品の購入を決定する前に販売企業にメッセージを送る必要があると考えている。また、70%以上の販売企業がビジネスメッセージングを重要な形態として認識している。こうした中、現在はあらゆる業界の企業がインスタントメッセンジャーを利用して顧客とつながる方法を模索している。