2021.10.23
「駐在員が住みやすい国」、ベトナムは46か国・地域中19位
香港上海銀行(HSBC)がこのほど発表した、世界各国の駐在員2万0460人を対象にした意識調査「Expat Explorer Survey 2021」によると、「駐在員にとって住みやすい国ランキング」の総合ランクでベトナムは世界46か国・地域中19位となり、前年から3つ順位を上げた。日本は35位だった。同調査は今回が14回目。
ベトナムは「将来の見通しランク」が11位、「達成感ランク」が13位、「生活ランク」が31位だった。
HSBCによると、ベトナムの駐在員の83%は今後12か月の現地での生活について楽観的だという。この割合は台湾が85%で最も高く、83%のベトナムはニュージーランドとオーストラリアと並んでいる。
また、ベトナムの駐在員の51%が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が発生してから現地コミュニティの結束がより強まったと感じている。この割合は世界平均の46%を上回っている。
同ランキングのトップ10は以下の通り。
1位:スイス
2位:オーストラリア
3位:ニュージーランド
4位:アラブ首長国連邦(UAE)
5位:ガーンジー島
6位:ジャージー島
7位:マン島
8位:バーレーン
9位:シンガポール
10位:カタール