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2021.10.05

在ベトナム日系企業の給与動向、部長クラスの上昇率+10%以上 ICONIC調査

グローバル人材総合サービスを手掛けるICONIC(ホーチミン市)は、在ベトナム日系企業214社(総従業員数2万9721人)を対象に実施したベトナム人従業員の給与動向に関するアンケート調査の2021年版データを発表した。

 同調査は、ベトナムの日系企業における給与動向を定点観測する目的で毎年行っているもので、今年で13年目となる。

 ホワイトカラー管理職の給与額の中央値は、役員クラスで前年比+3.2%上昇の8278万3000VND(約40万6000円)、部長クラスで同+10.4%上昇の5854万1000VND(約28万7000円)、課長クラスで同▲2.6%減少の3588万VND(約17万6000円)となり、部長クラスが大きく上昇し、課長クラスとの格差が開いた。

 ホワイトカラー非管理職の給与額の中央値は、主任クラスで同+9.3%上昇の2086万VND(約10万2300円)、一般クラスで同▲4.2%減少の1092万2000VND(約5万3500円)となった。管理職と非管理職を分かつ境界ラインは、2600万~3000万VND(約12万7500~14万7000円)程度となっている。

 ブルーカラー(製造業)の給与額の中央値は、班長で同+13.6%上昇の1059万VND(約5万2000円)、工員で同+12.8%上昇の730万VND(約3万6000円)と、前年に比べて大幅に上昇した。また、工員クラスの上限ラインは843万8000VND(約4万1400円)程度と考えられる。