2021.09.04
日本政府、ベトナムに英アストラゼネカ製ワクチンを追加供与
茂木敏充外務大臣は3日に開かれた記者会見で、9月上旬にタイ、ベトナム、台湾に合計44万回分の新型コロナウイルスワクチンを供与すると発表した。ワクチンは英アストラゼネカ(AstraZeneca)製。
今回のワクチンの供与は、現地における感染状況、医療体制、ワクチン接種状況に加えて、在留邦人の接種ニーズや要望などを踏まえて、総合的に判断した上で実施するもの。
茂木大臣は記者会見で、「現在、タイ、ベトナムおよび台湾では、現地に在留する邦人も含めたワクチンの接種が行われているが、今回のワクチンの供与により、接種を希望する在留邦人や現地の人々へのワクチン接種がさらに進むことを期待する」と述べた。
日本はこれに先立ち、日本で製造したアストラゼネカ製ワクチン合計約300万回分をベトナムに供与している。