2021.06.11
ベトナム航空局、空港と管制にワクチン輸送便の優先を指示
交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は、ベトナム航空管制総公社(VATM)およびベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)に対し、各空港と管制で新型コロナウイルスワクチンを輸送する航空便を優先するよう指示した。
CAAVによると、ベトナム政府がワクチンの輸入を奨励する方針を打ち出していることから、今後ベトナム向け、またはベトナムを経由して他国にワクチンを輸送する航空便の数が増加すると考えられている。
空港管制当局がワクチン輸送便を特定できるよう、乗組員はフライトプランに「RML/VACCINE」と記入し、ワクチン輸送について事前に報告する必要があり、これにより円滑なワクチン輸送に繋げる。
ACVはワクチン輸送便のためにインフラ面で最も有利な条件を整えなければならず、VATMは輸送時間を短縮させ、ワクチン品質を確保すべく、これらのフライトの着陸を優先しなければならない。