米国、ベトナムの新型コロナワクチン調達を支援 越米外相が電話会談|NEWS&TOPICS |ベトナム人技能実習生・特定技能実習生の送り出し機関/サバナム (SAVANAM)送り出し機関

Our newsニュース

  • TOP
  • ニュース
  • 米国、ベトナムの新型コロナワクチン調達を支援 越米外相が電話会談

2021.06.01

米国、ベトナムの新型コロナワクチン調達を支援 越米外相が電話会談

ブイ・タイン・ソン外相は28日、アントニー・ブリンケン米国務長官と電話会談した。

 ブリンケン国務長官は電話会談で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するベトナムの迅速な対応を評価し、米国は新型コロナとの闘いにおいてベトナムを継続的に支援することを確約した。

 その一環として米国は、国際連合が管理する新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」やその他のパートナーを通じて米国が世界に供給する8000万回分のワクチンに、ベトナムを含む国々がアクセスできるよう支援する。

 一方、ソン外相は、米国が最近の流行を封じ込めたことに祝意を示すと同時に、米国政府がベトナムに対して、ワクチンへのアクセスなど実践的な支援を行っていることに謝辞を述べた。

 ソン外相はまた、ベトナムは米国との調和のとれた持続可能な貿易関係を促進するための措置の実施に向けた努力を続けていくとし、米国がベトナムに対する「為替操作国」の調査を早期に終了することを期待した。

 ブリンケン国務長官は、米国務省が関係機関と連携して両国関係をさらに深めていく意向を確認し、2020年から2021年にかけて国連安全保障理事会の非常任理事国としての役割を担うベトナムを引き続き支援することを表明したほか、双方が地域的・国際的なフォーラムで相互に関心のある問題について緊密な連携を強化し、アジア太平洋地域およびその他の地域における平和、安定、協力、開発の強化に貢献していくことを期待した。

 両氏は越米関係について、相互の独立、主権、領土保全、政治制度、相互利益の尊重を基礎として、多くの分野で前向きに発展しているとの共同認識を示した上で、経済・貿易・投資協力、ベトナム戦争の被害の克服、海洋能力の向上を中心とした協力関係の強化に加え、科学技術、教育・訓練、新型コロナ対策、気候変動への対応、環境保護など他の分野での協力を強化していくことで一致した。